子育て応援フードパントリー
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子育て応援フードパントリーとは?
●ひとり親を中心とした、食糧支援が必要な子育て中の家庭に、食品を無料でお渡しする活動です
支援の対象は、ひとり親を中心とした児童扶養手当の受給家庭です。さいたま市フードパントリー連絡会に加盟する14団体では、市内の約500世帯の支援をしています。
フードパントリーで配付する食品は、主にフードバンクに集まった、安全に食べられるにもかかわらず様々な理由で販売できなくなった食品や、フードドライブで集まった家庭で余っている食品、地元企業や農家等から提供を受けた寄付食品などです。
これらの食品は、私たちフードパントリー開催団体を通して子育て家庭に無料で直接手渡しされます。
フードパントリーの活動に参加することは、支援を必要とする子育て家庭を食の面で支えるだけでなく、食品ロスの削減につながります。
●支援を受ける方は、お住まいの地域の近くで食品を受け取れます
さいたま市内では複数のフードパントリーがそれぞれ独自色を出しながら、活動を行っています。お住まいの地域や職場の近くなど、ライフスタイルに合ったフードパントリーに登録して、食品を受け取ることができます。
利用を希望する場合は、各フードパントリーにご連絡ください。(加盟団体リスト)
フードパントリーの仕組み
フードパントリーは、地域のボランティア団体によって行われており、様々な方の協力により成り立っています
フードパントリー団体は地域のボランティアで構成され、地域の子育て世帯のセーフティーネットの役割をしています。
フードパントリーで配布される食品は、地域住民や企業、農家、フードドライブ、または企業からの支援を取りまとめる中間支援団体から寄贈されます。
各フードパントリーでは、これらの食品の収集、集荷、温度や賞味期限の管理をはじめとした適切な状態での保管、利用者受付、食品の配布、各種ボランティアの募集など多岐にわたる運営を行っています。

子育て応援フードパントリー利用世帯の状況
養育費の未払い、病気や障害など、誰にでも起こりうる理由で、さいたま市にも、食事を満足にとれない子どもたちがいます。食料支援は、生きるための大切なセーフティーネットです。
出展:「2024年埼玉もうひとつの子供の生活実態調査」
●暮らしの状況(主観)
現在の暮らしの状況が、「大 変苦しい」(24.4%)と「苦しい」(45.4)と回答した割合が69.8%となっている。左図:埼玉フードパントリーネットワーク利用者調査、右図:埼玉県調査

●食料が買えなかった経験
経済的な理由で過去1年間に家族が必要とする食料が買えなかった経験について、「よくあった」(11.5%) 、「ときどきあった」(18.0%) 、「まれにあった」(26.6%)と回答している。左図:埼玉フードパントリーネットワーク利用者調査、右図:埼玉県調査

●離婚時における養育費の受け取り状況
埼玉フードパントリーネットワーク利用者77.2%が離婚している。そのうち養育費を受け取っているのは3人に1人(33.9%)

さいたま市フードパントリー連絡会
市内で活動する14団体の連絡会です
利用者支援および食品の調達を円滑に行うための情報共有・連携、新規団体のサポートや、行政との意見交換も行っています。地域住民や企業様と、地域の食にお困りの子育て世帯を支援していくことを目指しています。(加盟団体一覧はこちら)